2008年11月23日(日) 12時24分
小泉容疑者の父、「私の命をささげたいくらい」と謝罪(読売新聞)
元厚生次官宅襲撃事件で、銃刀法違反容疑で逮捕された小泉毅容疑者(46)の父親(77)は23日、山口県柳井市内の自宅で、「テレビの速報を見て、別人であってほしいと思っていた。まさかわが子がこんなことをするなんて……」とショックを受けた様子だった。
父親によると、子供のころは友達付き合いも良く、明るい性格で、飼っていた犬をかわいがっていたという。
父親によると、地元の小中高校を卒業し、佐賀大学に入学したが、中退。東京のコンピューター関連の会社に就職したものの、2、3年で退職。その後、アルバイトを転々としたという。約13年前、地元に戻り、3年ほど働いたが、「インターネットでいい仕事が見つかった」と埼玉県に移った。その時から、約10年間、音信不通だったという。
出頭直前の22日夕、毅容疑者から「手紙を送った。明日(23日)昼ごろ届くから、とにかく見てくれ」と突然、電話があった。声が明るかったので、結婚の知らせと思ったという。
父親は「息子には自分で腹を切れ、のうのうと生きているなと言ってやりたい。遺族に対しては、何とも申し上げようがない。私の命をささげたいくらいです」と肩を落としていた。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20081123-00000021-yom-soci