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2008年11月22日(土) 00時00分

高さ16メートルの落書きで逮捕 容疑者は同志社大生中国新聞

 大阪府警曽根崎署は二十一日、高さ約十六メートルの換気塔の最上部に塗料で落書きしたとして、建造物侵入と建造物損壊の疑いで、兵庫県西宮市苦楽園四番町、同志社大生衣斐修二きぬい・しゅうじ容疑者(24)を逮捕した。

 「全く身に覚えがない」と容疑を否認しているという。

 調べでは、衣斐容疑者は七月八日午後五時ごろから二十二日正午ごろにかけ、大阪市北区芝田一丁目にある市交通局の地下鉄御堂筋線芝田換気所の敷地内に侵入。所内に設置された換気塔の最上部に、塗料で大きく「EMCORI」と落書きした疑い。

 同署が別の落書き事件で任意聴取したアルバイト男性(27)が、EMCORのペンネームを持つ人物を知っていると話し、携帯電話番号などから衣斐容疑者が浮上した。

 衣斐容疑者は二〇〇五年十二月に神戸電鉄の車体にEMCORと落書きしたとして、器物損壊容疑で〇六年二月に兵庫県警に逮捕され、起訴猶予となっていた。

 残された落書きを消すには約百八十万円かかるという。

http://www.chugoku-np.co.jp/News/Sp200811220081.html