外食レストランチェーンのすかいらーくがファミリーレストランの先駆けとなった「すかいらーく」ブランドの店舗を廃止し、低価格メニューで人気の「ガスト」など、ほかのブランド名の店舗に業態転換する方向で調整していることが22日、分かった。
少子化に伴う客離れなどで、すかいらーくは二年連続の赤字となるなど業績の不振が続き、今年8月には創業家一族の社長を解任。収益性の高い業態への転換は、経営の立て直し策の一環となる。
現在154ある「すかいらーく」店舗を、立地などの条件を見極めながら売り上げ堅調な「ガスト」や、女性を中心に人気の「ジョナサン」の店舗に衣替えすることを検討している。
会社側は、このほか、不採算店舗の閉鎖も含めた店舗運営の見直しや、財務基盤を強化するため増資の引受先となる企業探しを進めている。「すかいらーく」名の店舗は最盛期には約700店あった。
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