1999年に浜松市で女子高生落合真弓さん=当時(16)=がひき逃げされ死亡した事件で、日本政府の代理処罰(国外犯処罰規定による訴追)要請を受けて過失致死などの罪に問われた日系ブラジル人のヒガキ・ミルトン・ノボル被告(33)に対し、サンパウロ州裁判所は21日、禁固4年の判決を言い渡した。
日本がブラジルに代理処罰を求めた事件で判決に至ったのは、同じ浜松市のレストラン経営者が殺害された事件で実刑判決が言い渡された公判に次いで2例目。
ヒガキ被告は99年7月26日夜、浜松市の国道で、落合さんを乗用車ではねて死亡させたとされ、日本政府の要請を受けたサンパウロ州検察庁が起訴した。同被告は事件後にブラジルに向けて出国していた。(共同)
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