サッカーのレノファ山口(山口市)が、22—24日に鳥取市などである全国社会人地域リーグ決勝大会に初出場する。2位以内に入れば、アマチュア最高峰の日本フットボールリーグ(JFL)への昇格が決まる。Jリーグ参入という夢の実現を引き寄せようと、チーム一丸で本番に臨む。
レノファは2006年に山口県サッカー教員団を母体に発足し、中国リーグに加盟。07年の3位から、今年は元プロ選手2人が加わったこともあり、無敗で初優勝。決勝大会への出場権を得た。
44人の選手は、教員や会社員、アルバイトなど。平日の夜や週末に山口市や防府市で練習。Jリーグ1部(J1)昇格を最終目標に、まずはJFL入りを目指す。
決勝大会は全国9カ所の地域リーグから16チームが参加。4チームずつのリーグ戦(1次ラウンド)の各1位が、28—30日に沖縄県である決勝ラウンドに進み、1、2位はJFLに昇格する。
【写真説明】JFL昇格をかけた全国大会に向け、熱のこもった練習を続けるレノファの選手たち