2008年11月22日(土) 00時58分
ネット通販の市販薬で初の副作用被害…厚労省が答弁書(読売新聞)
インターネットで一般用医薬品(市販薬)を購入した30歳代の女性が昨年8月、肝障害で入院していたことがわかった。厚生労働省が21日、民主党の前原誠司衆院議員の質問主意書に対する答弁書で明らかにした。
同省によると、ネット販売の市販薬で副作用被害が報告されたのは初。女性は生薬を含む滋養強壮剤をネット通販で購入して服用したところ肝障害を患った。2〜3週間で回復し退院したという。
厚労省は来年6月の改正薬事法施行に伴い、医師の処方せんのいらない市販薬のうち副作用リスクの高いものについて、ネット販売を認めない方針を打ち出しているが、政府の規制改革会議が反対を表明しており、議論の行方に影響が出る可能性もある。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20081122-00000001-yom-soci