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2008年11月22日(土) 18時16分

国会延長幅を最終調整=「越年」視野、補正先送り確認へ−政府・与党時事通信

 今国会会期末を30日に控え、政府・与党は週明けから、新テロ対策特別措置法、金融機能強化法両改正案の成立を図るための会期延長について最終調整する。来年1月上旬までの大幅延長もあり得るとした麻生太郎首相の意向を踏まえて決め、国会で議決する。2008年度第2次補正予算案については、通常国会に提出する方針を確認する。民主党は提出先送りに反発しており、麻生政権への攻勢を一層強める構えだ。
 ペルー訪問中の首相は21日(現地時間)、リマ市内で同行記者団に対し、民主党の小沢一郎代表への不信感を理由に挙げ、2次補正の今国会提出は見送る考えを事実上示した。首相は帰国後の25日、政府・与党幹部と協議し、2次補正の通常国会提出を確認。自民党の細田博之幹事長が同日夕、民主党の鳩山由紀夫幹事長と会談し、政府・与党の方針を伝える見通し。
 民主党は、首相が2次補正提出先送りの方針を示したことに「選挙も政策も先送りするなら、何のために麻生内閣が存在しているか分からない」(菅直人代表代行)と反発を強めている。新テロ法、金融強化法両改正案の参院での採決拒否を続けるとともに、政策課題をめぐる発言のぶれなどで求心力が低下している首相に揺さぶりを掛ける考えだ。 

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http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20081122-00000084-jij-pol