徳島市の創価学会徳島文化会館と、徳島県日中友好協会が入るビルで起きた連続爆発事件で、爆発物取締罰則違反容疑などで逮捕された徳島市不動東町、無職堀太☆容疑者(35)が、徳島東署捜査本部の調べに「右翼的な思想に共感していた」と話していることが21日、分かった。
堀容疑者と創価学会や日中友好協会との関係は分かっておらず、捜査本部はさらに動機を調べる。
捜査本部によると、爆発物は爆竹に使われる過塩素酸カリウムなどを主成分とする火薬類を塩化ビニール製パイプに入れて作ったとみられる。堀容疑者は爆竹をネットオークションで、パイプを県内の量販店で購入していた。「作り方は以前から知っていた」と供述しているという。
爆竹とパイプの購入者を割り出し、堀容疑者が浮上。2つの現場周辺の聞き込みでも、10月13日の犯行時間帯とほぼ同じころ、堀容疑者が使っている車に似た不審車両が目撃されていた。
(注)☆は日の下に高