2008年11月21日(金) 18時36分
アップル、iPhone 3Gを絵文字対応させる新ファーム「2.2」(Impress Watch)
アップルは21日、iPhone 3G用のソフトウェアの最新版「2.2」を公開した。メールの絵文字に対応したほか、Googleマップにおけるストリートビュー機能のサポートなど、多くの新機能が追加されている。
さらに、一部項目がiPhone 3Gと重複しているが、第1/2世代iPod touchのソフトウェアも「2.2」にアップデートされている。
【iPhone 3G ソフトウェア2.2の内容】
絵文字機能をサポート
マップ機能を強化
Googleストリートビュー対応
公共交通機関および徒歩による経路情報に対応
ドロップされたピンの住所を表示可能になった
メールによる位置情報の共有が可能になった
メール機能を強化
スケジュールによるメールのフェッチに関する原因が特定された問題を修正
横幅の長いHTMLメールのフォーマットが向上
Safariの安定性およびパフォーマンスが向上
PodcastのiTunesアプリケーション(Wi-Fi および携帯電話ネットワーク経由)でのダウンロードが可能に
通話着信時のエラーおよび回線切断の発生頻度が減少
Visual Voicemailメッセージの音質が向上
いずれかのホーム画面表示時にホームボタンを押すと、最初のホーム画面に移動
キーボード設定の自動修正機能のオン/オフ設定が可能に
【iPod touch ソフトウェア2.2の内容】
メール機能を強化
スケジュールによるメールのフェッチに関する原因が特定された問題を修正
横幅の長いHTMLメールのフォーマットが向上
一部のユーザがWPAセキュリティ保護された Wi-Fiネットワークに接続できない問題を修正
Safariの安定性およびパフォーマンスが向上
PodcastのiTunesアプリケーションでのダウンロードが可能に
いずれかのホーム画面表示時にホームボタンを押すと、最初のホーム画面に移動
キーボード設定の自動修正機能のオン/オフ設定が可能に
PodcastをiPhone 3G/iPod touch本体からダウンロードできるようになった。無線LAN、もしくはiPhone 3Gでは3Gネットワークに接続されていれば、iTunesアプリケーションのPodcastコーナーから、コンテンツのダウンロードが可能。ただし、10MBを越えるコンテンツは無線LANを使用しなければならない。
なお、iTunesアプリにおける3G回線の利用は、Podcastのみに限定されており、従来同様、音楽ファイルを購入する場合には無線LANでアクセスする必要がある。
Googleマップ機能は、新たにストリートビュー機能に対応した。PC版などと異なり、地図上にストリートビューマークなどは表示されないが、地点登録を行なうピンをドロップすると、その地点情報表示窓の左端に、オレンジ色のストリートビュー開始マークが現れる。ここをタッチすると横画面でストリートビューが起動。ここからはPC版と同様、画面内の矢印をタッチすることでストリートビュー内の動き回ることができる。現在地から近ければストリートビュー内の移動、遠い場所ではピンをドロップし、その場所からストリートビューを使う……という使い方になるだろう。
ストリートビューではピンチアウトすることで、画像を拡大表示することも可能。右下の小窓にマップ表示で現在地と向いている方向が表示されており、ここをタッチするとマップ画面へと戻ることが出来る。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20081121-00000020-imp-sci