2008年11月20日(木) 00時22分
米物価、過去最大の低下=一部でデフレ懸念も(時事通信)
【ワシントン19日時事】米労働省が19日発表した10月の消費者物価指数は前月比1.0%低下し、1947年2月の調査開始以来、最大の低下率を記録した。夏まで高騰していたエネルギー価格が大きく下げたほか、衣料品価格の低下も目立った。金融危機の影響で急速に鈍化する米経済はデフレに陥る可能性も出てきた。
同省によると、変動の大きいエネルギーと食料品を除いたコア指数は0.1%低下し、1982年12月以来の落ち込みとなった。
項目別ではエネルギーが8.6%低下と過去最大の落ち込み。このうちガソリンは14.2%低下した。一方、食料品は0.3%上昇した。
エネルギーと食料品を除いたコア項目では衣料品が1.0%、航空運賃は4.8%それぞれ低下した。
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