さいたま市南区の自宅で元厚生事務次官山口剛彦さん(66)夫妻が殺害された事件で、山口さん宅前の路上には約50メートルにわたって血痕の付いた足跡が残されていたことが18日、分かった。
埼玉県警では、殺害直後、返り血を浴びた犯人が、徒歩で逃げた可能性が高いとみている。
県警幹部などによると、犯人が残した足跡は玄関を出てすぐ右に曲がり、歩幅は約1メートル間隔で、足跡は1種類だった。自宅には、玄関以外に血が飛び散っている部屋はなく、山口さん夫妻が玄関先で突然、襲われたとの見方を強めている。
http://www.yomiuri.co.jp/feature/20081118-5344510/news/20081119-OYT1T00129.htm