大阪府の橋下徹知事は19日、中国からの観光客誘致や企業間交流を促進するため、関西空港発の航空機で北京に到着した。中国出張は3月、10月に続き3回目。
午後に予定されていた郭金龍北京市長との会談は、到着後に北京市から連絡があり、20日朝に急きょ延期された。橋下知事は、北京市内で故宮や昔の面影が残る街並みを視察して過ごした。
視察後、記者団に「京都や奈良のような歴史を感じた」と述べ、訪中が3回目となることについて「大阪はアジア重視というメッセージを発信したい」と強調した。
20日は郭市長と会談後、大阪を売り込むため現地の旅行業者や企業関係者を集めて開くセミナーに出席。21日、天津市で同様なセミナーに出席した後、帰国する。
過去2回の訪中はエコノミークラスだったが、今回は「府の代表としての顔もある」としてビジネスクラスを利用した。(共同)
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