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2008年11月19日(水) 23時23分

アル・カーイダのザワヒリ容疑者、オバマ氏に「警告」読売新聞

 【カイロ=加藤賢治】国際テロ組織アル・カーイダのナンバー2、アイマン・ザワヒリ容疑者は19日、ウェブサイト上で音声声明を出し、オバマ次期米大統領が公約しているアフガニスタンでの対テロ掃討強化について、「失敗する運命にある」などと警告した。

 AP通信などが伝えた。

 オバマ氏の大統領当選後、ザワヒリ容疑者が声明を出すのは初めて。

 声明は、イスラム教徒に「犯罪者である米国」への攻撃継続を呼びかけ、オバマ氏に対しては、イスラエルを支持していると非難、ブッシュ大統領と同様のイスラム敵視政策を続ければ、失敗することになると指摘した。また、1960年代の米黒人運動指導者で、イスラム教に改宗した故マルコムXを引き合いに出し、オバマ氏を「尊敬すべき米国の黒人とは対極の人物」などと非難した。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20081119-00000063-yom-int