2008年11月19日(水) 20時38分
“絶滅種”ピグミーメガネザル、87年ぶり生け捕り(読売新聞)
近年まで絶滅したとみられていた霊長類ピグミーメガネザルが、87年ぶりにインドネシア・スラウェシ島で生け捕りにされた。
捕獲に成功した米テキサス農工大学の研究チームが18日公表した。
研究チームは今年8月下旬、同島の熱帯雨林地帯に仕掛けた網で体重約60グラム、手のひらに収まる大きさのオス2匹、メス1匹を捕まえた。生きたまま見つかったのは1921年以来という。
ピグミーメガネザルは夜行性で、昆虫などを捕食する。2000年に同島でネズミ用のワナにかかった個体が死体で発見されるまで、研究者の間で絶滅種と考えられていた。詳しい生態を調べるため、3匹は発信器を付けられて再び放たれた。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20081119-00000051-yom-soci