2008年11月18日(火) 13時35分
陸奥新報記者が記事盗用=町長選コメント酷似、「参考にした」−青森(時事通信)
陸奥新報社(青森県弘前市)鰺ケ沢支局の支局長兼記者(59)が東奥日報社(青森市)の記事の一部を盗用していたことが18日、分かった。記者は「多忙で取材が十分でなく、(東奥日報を)参考にした」と認めたため、陸奥新報は東奥日報に謝罪した。
陸奥新報は17日付で、記者を同支局局次長待遇から本社総務局付に降格。減給3カ月、出勤停止1週間の処分とし、監督責任を問い、田付昭夫代表取締役社長を減俸2カ月(30%)の処分などとした。
陸奥新報によると、10月28日掲載の「深浦町長選に5氏出馬表明」の記事で、出馬表明した人が抱負などを述べた4カ所が、10月9日、21日、25日付東奥日報朝刊の同町長選に出馬を表明した記事と一部が酷似していた。同社からの指摘で盗用が判明した。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20081118-00000083-jij-soci