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2008年11月18日(火) 11時28分

「軽い気持ちで」ゴミ置き場に受刑者閉じ込め…横浜刑務所読売新聞

 横浜刑務所(横浜市港南区)で2005年、30歳代の男性刑務官が受刑者を施設内のゴミ置き場に閉じこめるなどして、厳重注意処分を受けていたことがわかった。

 刑務官は処分後に依願退職し、同刑務所は事実を公表していなかった。

 同刑務所によると、元刑務官は05年6〜7月頃、受刑者数人とゴミ捨てに行った際、フェンスで囲まれたゴミ置き場に、当時20歳代の男性受刑者を数十秒間閉じこめるなどした。

 男性が06年8月、法務省や横浜弁護士会などに手紙を送ったため発覚。元刑務官は「軽い気持ちでふざけてやった」と説明したという。春日厚志所長は「二度と起こさないよう指導を徹底したい」としている。

http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20081118-OYT1T00314.htm?from=top