環境や生活の安全を考える討論・交流会「地球生活環境と子供たちの未来」が16日、浜田市の島根県立大であり、親子連れら約200人が参加した。
子どもの安全をテーマにした討論では4人が意見発表。小児科の斎藤寛治医師は「交通事故死と水死が乳幼児の2大死因。たばこの誤飲も多い」、浜田子ども安全センターの勝田義幸指導員は「インターネットトラブル防止には低学年からの指導が必要」とそれぞれ訴えた。
経済的理由などで交通安全関連の会の入会が激減し、啓発教室などの事業費が減っている問題なども出された。浜田署の田島貢交通課長と市交通指導員連絡会の遠藤公輝会長は「交通ルールを守らない大人が子どもに悪影響を与える」と注意を呼びかけた。
【写真説明】子どもが巻き込まれるネット犯罪や交通事故の防止策などを話し合うパネリスト