記事登録
2008年11月16日(日) 01時49分

<夜神楽>神話の里で夜を徹し舞奉納 宮崎・高千穂町毎日新聞

 国の重要無形民俗文化財「高千穂の夜神楽」が15日、宮崎県高千穂町で始まった。収穫への感謝、豊作への祈願を込め、夜を徹して舞を奉納する。

 五ケ村西公民館では、午後7時ごろから中畑神社の神楽保存会の16人が「神降(かみおろし)」などの式三番を舞い始めた。見物客は、青竹に焼酎を入れ、かんをつけた「カッポ酒」や「猪汁(ししじる)」で暖を取りながら長い夜を過ごした。高千穂の夜神楽は2月まで町内19カ所である。【甲斐喜雄】

【関連ニュース】
花祭り:徹夜で鬼の舞 400年の伝統伝え 愛知・奥三河
長崎くんち:龍踊に阿蘭陀万歳など満喫 9日まで
信州・旅したい:野沢温泉 道祖神祭り /長野
霜月神楽:実りの秋に感謝、夜通し舞う−−横手 /秋田
世界無形文化遺産:秩父祭・屋台行事と神楽、登録目指す /埼玉

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20081116-00000004-mai-soci