IT関連会社ネットワンシステムズ広島支店(広島市中区)の社員6人が15日、東広島市福富町の上戸野地区で、景観美化活動を手伝った。企業の社会貢献(CSR)活動を中山間地域の活性化に結び付けようと、広島県と市が仲介した。
同地区は約170世帯で高齢化率は40%以上。20—50代の社員は、地元のふるさとづくり推進協議会などの約30人と作業した。
企業のCSRと集落活動の縁組みは、県が本年度から進める過疎対策事業の一つ。8月は北広島町でIT関連会社が、安芸太田町で酒造会社が、それぞれ農作業などに参加した。
【写真説明】田ののり面に彼岸花の球根を植える社員たち