【ニューヨーク14日共同】米航空機大手ボーイングは14日、2009年の遅い時期に予定していた最新の大型旅客機「747−8」の納入開始時期について、ストライキによる生産の遅れなどの影響で10年7−9月期以降にずれ込むとの見通しを発表した。
米紙ウォールストリート・ジャーナル(電子版)は、注目を集めている次世代中型旅客機787(ドリームライナー)の引き渡しも延期が繰り返され、航空会社の間で不安が強まっていると報じた。
ボーイングの主力機となる787は1号機が全日本空輸に納入される予定だが、当初は08年5月に予定されていた引き渡しが再三先送りされている。