【ニューヨーク14日共同】14日のニューヨーク株式市場のダウ工業株30種平均は世界的な景気後退への懸念から大幅反落し、下げ幅は一時、前日比260ドルを超えた。
午前10時45分現在は、前日比233・60ドル安の8601・65ドル、ハイテク株主体のナスダック総合指数は57・12ポイント安の1539・58。
ユーロ圏が初の景気後退入りとなったことや、10月の米小売売上高が過去最大の下落率を記録したため、売り注文が先行した。
米消費者心理に関する指標が改善し、下げ幅を縮小する場面もあったが、前日に552ドル急騰した反動もあり、再び売り圧力が強まった。ハイテクや小売り関連など幅広い銘柄が売られた。