【台北14日共同】台湾最高検は14日、陳水扁前総統(57)による機密費不正流用事件に前総統の長男の陳致中氏と妻の黄睿☆氏が関与していた疑いが強いとして出頭を求め、事情聴取を始めた。
最高検は陳氏が総統府機密費などをマネーロンダリング(資金洗浄)して海外で不正貯蓄していたとされる事件で、頻繁に海外渡航していた長男夫妻が資金の流れを解明する鍵を握るとみている。
陳前総統は捜査を「政治的迫害」と反発しているが、長男夫妻が逮捕される事態となれば、状況は一層不利になる。
(注)☆は青ヘンに見
http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2008111401000174.html