14日午前10時40分ごろ、千葉県旭市上永井の南約26キロの太平洋で、サーフボードに乗って漂流している東京都台東区根岸、都営地下鉄職員、牧本宏さん(54)を、山口県宇部市のタンカー「ニュー維新」(497トン)が発見、救助した。牧本さんは約23時間漂流し疲れてはいるが、けがはないという。
銚子海上保安部によると、13日午前8時ごろに自宅を出た牧本さんは午前11時ごろ、旭市の飯岡海岸に着いたと電話連絡。
その後ウインドサーフィンを始めたが、正午ごろ、強風のため帆のマストが折れて流された。ウエットスーツを着用していたが、体温の低下を防ぐために、空気より温かい海水に漬かったりしたという。
発見現場付近の水温は19度、最低気温は16度だった。
http://hochi.yomiuri.co.jp/topics/news/20081114-OHT1T00340.htm