１４日の東京外国為替市場の円相場は、円安ドル高が進んだ海外市場の流れを引き継いで反落、１ドル＝９７円台前半で取引された。円は対ユーロでも大幅に下落した。
正午現在は、前日比１円４２銭円安ドル高の１ドル＝９７円０７−１２銭。ユーロは５円１０銭円安ユーロ高の１ユーロ＝１２３円７７−８７銭。
前日の米株式相場が急騰したことを受け米経済に対する過度の警戒感が薄れ、ドルを買い戻す動きが広がった。市場関係者は「金融サミットを控え、様子見ムードもある」（大手銀行）と話していた。
http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2008111401000155.html