【ニューヨーク13日共同】13日のニューヨーク・マーカンタイル取引所の原油先物相場は、3営業日ぶりに反発し、指標となる米国産標準油種(WTI)12月渡しは、前日比2・08ドル高の1バレル=58・24ドルで取引を終えた。
米株が急騰し、景気後退による需要減への懸念が和らいだほか、石油輸出国機構(OPEC)の追加減産の観測などを材料に買われた。
ただ、世界的な景気後退への警戒感は強く、早朝までの時間外取引では一時、1バレル=54・67ドルをつけ、2007年1月以来、約1年10カ月ぶりの安値水準となった。