東京円、一時９４円台半ば（スポーツ報知）

2008年11月13日(木) 18時10分

　１３日の東京外国為替市場の円相場は、米株式相場の下落を受けて反発し、一時１ドル＝９４円台半ばまで上昇した。

　午後５時現在は、前日比２円２９銭円高ドル安の１ドル＝９５円６５—６７銭。ユーロは４円７９銭円高ユーロ安の１ユーロ＝１１８円６７—７１銭。

　ポールソン米財務長官がノンバンクへの公的資金注入を表明したことから米景気悪化の深刻さが連想され、円買いドル売りが先行。朝方は１ドル＝９４円台で取引されたが、その後は９５円台でもみ合った。

　市場では「国内輸入企業の円売りドル買いも入り、円は上値が重かった」（大手銀行）との声が聞かれた。