13日午前11時35分ごろ、三重県桑名市五反田の県道で、路線バスがワゴン車に追突、ワゴン車が前の乗用車に追突するなど4台が絡む玉突き事故が起きた。桑名署によると、バスには社会見学の小学生ら計48人が乗っており、小学生26人と乗客、ワゴン車の男性(38)の計32人が擦り傷や頭を打つなどの軽傷を負った。
バスを運転していた三重交通の男性運転手(27)は調べに「気が付いてブレーキを踏んだが間に合わなかった」と話しており、同署は運転手の前方不注意が原因とみて自動車運転過失致傷の疑いで事情を聴いている。
同署によると、小学生は同県東員町立笹尾東小の2年生42人で、ほかに教員2人と一般の乗客5人が乗っていた。小学生は桑名市内の商店街に社会見学に行った帰りだった。
調べでは、現場は片側一車線の直線で飲食店が並ぶ通り。当時、前方の車が店舗に入るため右折しようとしており、その後ろで止まっていたワゴン車などにバスが追突した。
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