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2008年11月13日(木) 06時03分

神港魚類担当者を聴取へ=ウナギ偽装で捜査詰め−兵庫・徳島両県警時事通信

 水産物輸入販売会社「魚秀」(大阪市)が中国産ウナギのかば焼きを国産に偽装し販売した事件で、兵庫・徳島両県警合同捜査本部は13日、マルハニチロホールディングス子会社で水産物卸会社「神港魚類」(神戸市)の営業担当者(40)から改めて事情聴取する。魚秀からウナギを購入した際、偽装をどう認識していたか聴くとみられ、捜査本部は詰めの捜査を進めている。
 担当者は同社課長として、魚秀との取引に当たっていた。捜査本部のこれまでの聴取には、農林水産省の調査で発覚する直前まで、偽装を知らなかったと話しているという。
 一方、魚秀の中谷彰宏社長(44)は任意聴取に対し、偽装販売を認めている。発覚後の記者会見でも、神港魚類の担当者に口止め料として1000万円を渡したと説明していた。 

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20081113-00000020-jij-soci