2008年11月12日(水) 19時46分
<マルチ商法>被害者の全国組織発足(毎日新聞)
マルチ商法の被害者と家族でつくる「マルチ商法ネットワークビジネス被害者の会」が12日発足した。悪徳マルチ業者には個別に被害者の会があるが、特定の業者に対象を限定しない全国組織は初めてという。世話人代表の紀藤正樹弁護士は「マルチ商法は知人や親族から勧誘されることが多く、被害を訴えにくい。窓口になれれば」と話している。
紀藤弁護士のほか、特定商取引法に精通した弁護士2人が世話人を務め、法的措置を視野に対策を検討する。12日の初会合では、山形県の主婦がマルチ商法で200万円をだまし取られたケースが紹介され、被害者が「裕福でない人をだまし、大もうけする業者は許せない。泣き寝入りしないで(一緒に)闘ってほしい」と訴えた。問い合わせはリンク総合法律事務所(03・3515・6681)。
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