広島市と広島東洋カープが12日から20日まで、来春オープンの同市の新球場(南区)をPRする全国行脚を展開する。市職員と主力選手がペアになり、プロ野球の他の11球団の本拠地やカープのキャンプ地などを手分けして訪問。試合の観戦を兼ねた広島観光をアピールする。
カープからは嶋重宣外野手、梵英心内野手、永川勝浩投手、栗原健太内野手、倉義和捕手の5人が参加。東京、大阪、福岡、沖縄など12都道府県を回る。訪問先は自治体や新聞社、テレビ局など計50カ所を予定し、テレビやラジオ番組に出演してカレンダーなどの記念品を野球ファンにプレゼントする。
新球場はマツダが命名権を取得し、愛称は「MAZDA Zoom—Zoom スタジアム広島」となることが決まっている。内外野とも天然芝で、オープン球場としてはセ・リーグ一の広さ。観客とグラウンドの距離が近く、ダイナミックな試合が観戦できる。