放し飼いにしていた犬が小学4年の女児(10)にかみつきけがをさせたとして、高知県警室戸署は11日、重過失傷害の疑いで同県室戸市元甲、無職井上裕史容疑者(56)を逮捕した。
調べによると、井上容疑者は自宅の庭など敷地内で雑種の中型犬5匹を放し飼いにし、10月17日午後5時ごろ、路上に逃げた3匹のうち1匹が下校途中の女児の右太ももにかみつき、2週間の軽傷を負わせた疑い。
井上容疑者は、容疑を否認しているという。
安芸福祉保健所によると、今年5月から「通学路に犬がうろついている。何とかしてほしい」と住民の苦情が相次ぎ、井上容疑者を訪問したり、文書を送ったりして、犬を鎖につなぐなどするよう指導を繰り返していた。
http://hochi.yomiuri.co.jp/topics/news/20081111-OHT1T00231.htm