自動車雑誌などで構成する日本カー・オブ・ザ・イヤー実行委員会は11日、2008—09年の「日本カー・オブ・ザ・イヤー」に、トヨタ自動車が今月20日に発売する超小型車「iQ」を選んだと発表した。
iQは、選考対象としている日本で昨年11月1日—ことし10月末に発売された新型に該当しないが、実行委は「iQの発表会と試乗会が10月末までに実施されたため、慣例で選考対象に入れた」と説明している。
iQは全長が3メートル弱と軽自動車の規格より短いが、軽より大きい排気量1000㏄のエンジンを搭載。ガソリン1リットル当たりの走行距離が23キロの低燃費で、9つのエアバッグを装備した。実行委は「高い安全性と環境への配慮もバランスよく実現した」と評価した。
輸入車賞は高級乗用車「シトロエンC5」、特別賞は日産自動車のスポーツカー「GT—R」、ともにミニバンの富士重工業の「スバル エクシーガ」、ホンダの「フリード」を選んだ。
http://hochi.yomiuri.co.jp/topics/news/20081111-OHT1T00199.htm