面識のない歩行中の男性を後ろから軽トラックでひいて殺そうとしたとして、千葉県警香取署は11日、殺人未遂の疑いで土木建設業の少年(19)を逮捕した。「誰でもいいから、人をひいて殺したかった」と供述しているという。
男性は千葉銀行小見川支店に勤務する沢田智章さん(24)=成田市=で、病院へ運ばれたが、頭などを強く打っており間もなく死亡。香取署は容疑を殺人に切り替え、動機を調べている。
少年は父親の経営する土木建設会社に勤務。父親からしかられたことに触れ「仕事などでイライラしていた」と供述しているという。
調べでは、少年は10日午後7時50分ごろ、香取市小見川の路上を軽トラックで走行中、前を歩いていた沢田さんをひいて重傷を負わせた疑い。
同署によると、沢田さんは帰宅途中とみられ、ガードレールのない歩道を歩いていた。少年は近くの交番に行き「人をひいた」と自首したという。
http://hochi.yomiuri.co.jp/topics/news/20081111-OHT1T00172.htm