2008年11月10日(月) 22時00分
東北新幹線 八戸−新青森 22年12月開通(産経新聞)
JR東日本は10日、平成22年度末としていた東北新幹線八戸−新青森間の開業を早め、22年12月を目標に全線開通すると発表した。新型「はやて」(E5系)を投入し、24年度末から営業最高時速となる320キロで運行し、東京−新青森間を現在の車両に比べ約15分短縮して約3時間5分で結ぶ計画。新青森延伸で、東京と東北6県の県庁所在地が新幹線網で結ばれる。
JR東日本によると、開業当初は時速300キロで走行し、同区間を約3時間10分で結ぶ。24年度末からフランス国鉄のTGVと並ぶ320キロでの運転を開始する。「はやて」に連結し盛岡で切り離されて秋田に向かう秋田新幹線「こまち」にも、25年度末までに新型車両を投入、東京−秋田間の短縮が見込まれる。
全国の新幹線網は、新八代−鹿児島中央間が開業している九州新幹線で22年度末に博多まで延伸し、山陽新幹線が乗り入れる予定。新大阪−熊本の到達時間は約3時間20分、新大阪−鹿児島中央間は約4時間が見込まれている。
27年度末には新青森−新函館間が開業し、新幹線網が北海道から九州まで広がる予定だ。
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