愛知県小牧市で8日夜に乗用車内で外国人とみられる男性が射殺体で見つかった事件で、車内に現金と複数の種類の薬物が残されていたことが9日、分かった。県警は外国人の薬物密売にからむトラブルとみて捜査を進めている。
県警によると、車内には携帯電話が2台、財布が2つ残されており、財布には現金計74万円が入っていた。覚せい剤や大麻とみられる薬物の包みが大量に入った黒いバッグも発見された。車の名義人は岐阜県の日系人男性だったが死亡男性とは別人だった。身元を示すものは見つかっておらず、身元の確認を急ぐ。
また8日深夜から翌未明にかけ銃で撃たれた別の外国人男性が滋賀県長浜市の病院に入院し治療を受けていることも、病院から滋賀県警への通報で判明。「小牧で撃たれた」と話しており、関連を調べている。命に別条はないという。