信楽焼の産地・滋賀県甲賀市信楽町で8日、たぬきの置物を一斉に休ますイベント「たぬきの休日」(実行委員会など主催)が繰り広げられた。
「たぬき休むでぇー(DAY)」と銘打ち、店先に並んだ高さ5−8メートルの大だぬきから、2、30センチの小だぬきまでがアイマスクをしたり、目をつぶって休息したり。祝日を表す日の丸の小旗を持って背を向けたものも。休ませ方は全国から募った100近くのアイデアから選んだ。
信楽焼の風呂に漬かる姿やリュックサックに水筒を持って地元の滝で紅葉狩りを楽しむといったユニークな休ませ方も披露された。
1日休息して英気を養ったたぬきたち。9日からは月末まで「たぬきげんき」フェアの大売り出しで、商売繁盛の縁起物として客の呼び込みに一役買う。
(中日新聞)