前衛的なダンスと音楽、映像を組み合わせた芸術イベント「記憶の光」が8日、広島市南区の愛友市場内のふれあい工房であった。ひろしま文化振興財団(中区)が、駅前再開発の計画エリアを舞台に、戦後復興のエネルギーを感じてもらおうと企画した。
広島県内外で活動するダンサーや即興音楽家など6人が共演。笛やハーモニカ、玩具などを用いた現代音楽の奔放なメロディーに合わせ、ダンサー3人が躍動感あるコンテンポラリーダンスを披露した。会場には地元住民ら約150人が集まり、人垣ができた。
【写真説明】現代音楽に合わせ、全身を使って踊るダンサー(広島市南区の愛友市場)