記事登録
2008年11月08日(土) 21時00分

ウイルコの低料金発送、博報堂が委託のDM広告でも読売新聞

 印刷・通販会社「ウイルコ」(石川県白山市)が、障害者団体の定期刊行物郵送に適用される郵便料金割引制度「低料第3種郵便物」を利用してダイレクトメール(DM)広告を送っていた問題で、大手広告会社「博報堂」(東京都)がウイルコに委託した家電量販店のDM広告も、この制度を使って低料金で発送していたことがわかった。

 ウイルコや博報堂によると、広告は障害者団体の会報を入れた封筒の内側に印刷。2005年8月から今年2月にかけて半年に1度ずつ、計1100万通が顧客向けに郵送された。

 障害者団体を対象とした低料第3種郵便物は、月3回以上発行する定期刊行物で、定形外の場合、通常50グラムまで120円の郵便料金が8円となる。郵便事業会社(日本郵便)の承認が必要で、8割以上が有償の購読者であることが条件。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20081108-00000041-yom-soci