【ニューヨーク6日共同】6日のニューヨーク・マーカンタイル取引所の原油先物相場は、先行きの需要が落ち込むとの見通しが強まったことから大幅続落、指標となる米国産標準油種(WTI)12月渡しは一時、2007年5月上旬以来、ほぼ1年半ぶりとなる安値水準の1バレル=60ドル台まで値下がりした。
午前10時40分現在は前日比3・98ドル安の1バレル=61・32ドルをつけた。
景気が世界的に減速感を強めており、エネルギー需要の一段の減退が避けられないとの見方が広がり、売りが膨らんだ。米株価の下落に伴って値下がり幅を広げた。