広島県福山市の火災現場に出動した福山北消防署の男性消防副士長(54)が、消火作業中にたばこを吸っていたことが6日、分かった。副士長は藤井雅之署長から厳重注意を受けた。
福山地区消防組合によると、火災は4日午前1時半ごろ、福山市東深津町の自動車用品販売店で発生。消防車12台と消防士約100人が出動したが、店は全焼した。副士長はポンプ車からの送水を担当。鎮火の約15分前から、現場近くの路上でたばこ2本を吸った。藤井署長がその場で見つけ注意した。
副士長は「火勢が収まり、自分の作業がいったん中断したため、気が緩んだ」と謝罪したという。
http://hochi.yomiuri.co.jp/topics/news/20081107-OHT1T00049.htm