2008年11月07日(金) 22時35分
早期の信頼構築に全力=オバマ氏と、同盟強化へ課題山積−麻生首相(時事通信)
麻生太郎首相は7日、オバマ次期米大統領との初の電話会談で、早期の会談実現を目指し日程調整に入ることを確認した。首相としては、オバマ氏との個人的な信頼関係構築をてこに、来年1月に発足する次期政権下で、「日本外交の第1原則」(首相)である日米同盟の強化を図りたい考え。しかし、対テロでの貢献など具体的課題で次期政権は高い要求を突き付けてくる可能性があり、日本政府が対応に苦慮することも予想される。
「麻生首相と個人的な信頼関係を築きたい」。電話会談ではオバマ氏からこう呼び掛けた。これに対し首相も「同感だ」と応じ、双方は22、23両日にペルーで開かれるアジア太平洋経済協力会議(APEC)首脳会議後、首相が米国に立ち寄る機会を活用して会談できるかどうか検討することで一致した。
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