2008年11月06日(木) 23時02分
原油相場、200ドル突破へ=30年に−IEA見通し(時事通信)
【ロンドン6日時事】国際エネルギー機関(IEA)は6日までに、2008年度版の「世界エネルギー見通し」をまとめ、15年以降に新規油田開発などの生産コスト上昇圧力が強まり、30年の相場(IEA加盟国の輸入価格)は1バレル=200ドルを突破するとの見通しを示した。
また、現在65ドル前後で推移している相場も改めて騰勢が強まり、08−15年は平均100ドル強で推移すると予想した。詳細は12日に正式発表される。
要約版によると、IEAは金融危機が悪化すれば、相場を下押す可能性もあるとし、向こう1、2年は非常に不安定な値動きが続くと指摘している。
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http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20081106-00000223-jij-int