【ニューヨーク4日共同】4日のニューヨーク株式市場のダウ工業株30種平均は、米国の次期大統領が確定すれば混乱が続いていた金融市場が落ち着くとの期待感から大幅反発、一時前日比で300ドル超値上がりし9600ドル台を回復した。午前10時現在は135・32ドル高の9455・15ドルをつけた。ハイテク株主体のナスダック総合指数は15・94ポイント高の1742・27。
この日の投票で選出される次期大統領が、市場安定化につながる施策を強力に推進するとの期待が集まった。日本や欧州市場で株価が堅調に推移したことも買い安心感につながった。