記事登録
2008年11月04日(火) 22時51分

1万8000人分患者情報漏えいか=PCから持ち出す?−品川近視クリニック時事通信

 視力回復手術で知られる「品川近視クリニック」の東京都内の診療所を受診した患者約1万8000人の氏名や住所などの個人情報が、外部に漏えいした疑いがあることが4日、分かった。同クリニックは、診療所のパソコン内の情報を何者かが持ち出した可能性が高いとして、警視庁に届け出た。
 同クリニックによると、漏えいしたのは東京都千代田区にある同クリニック銀座院の患者情報で、氏名、電話番号、郵便番号、住所、生年月日を含む。診療内容は記録されていない。最大で、2004年10月の開設当初から06年2月の間に受診した約1万8000人分の可能性がある。
 情報は診療所内に設置された45台のパソコンに保存されていた。権限を与えられた職員がパスワードを入力して情報の管理画面を表示し、取り扱う仕組みになっていた。権限を持つ職員は開設時から増え、最近は約100人いた。 

【関連ニュース】
海自3佐に有罪判決=秘密保護法で初判断-イージス艦情報漏えい・横浜地裁
処分に「何の思惑もない」=情報漏えい、1佐懲戒免で-浜田防衛相

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20081104-00000230-jij-soci