2008年11月04日(火) 22時10分
“決起大会”で選挙先送り釈明 大島氏(産経新聞)
「麻生太郎首相は11月30日投開票の衆院選を考えたが、米国発の経済大災害が起こり、与党でこの危機を乗り切ろうということになった」
自民党の大島理森国対委員長は4日夜、兵庫県尼崎市内で開かれた講演会で、衆院解散・総選挙の先送りについて、こう語った。11月選挙を念頭に発破をかけた張本人だっただけに“言い訳”したかったようだ。
講演会は、早期解散を求めていた公明党の冬柴鉄三元国土交通相の決起大会としてセットされたもので、約8000人の支持者は肩すかしにあった格好だ。
大島氏は「年内選挙はありません。来年は1月1日から選挙態勢に入ってください」と呼びかけたが、会場からは「何を信じていいのやら…」との声も。
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