2008年11月04日(火) 21時55分
<社保庁>ヤミ専従新たに4人判明(毎日新聞)
厚生労働省は4日、給与を受け取りながら無許可で労働組合活動に専念する「ヤミ専従」問題で、「服務違反調査委員会」(委員長・水嶋利夫・新日本有限責任監査法人前理事長)の報告を公表した。ヤミ専従者は新たに4人が判明、計34人となった。背任罪の公訴時効(5年)の成立前に専従していた16人と、その上司25人の計41人が刑事告発の対象となるが、調査委は、給与が組合側からほぼ返還されていることなどを理由に、告発について「慎重な判断」を同省に求めた。
4人は、社会保険事務局管内別では▽大阪2人▽東京1人▽京都1人。専従期間は約3〜8年。京都の1人は「合間に業務をしていた」(同省人事課)として、ヤミ専従を否定しているという。【野倉恵】
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