2008年11月04日(火) 12時12分
<小室哲哉容疑者>「まさか」「おごりがあったのか」 逮捕にファン衝撃(毎日新聞)
一時代を築き、絶大な人気を誇った小室哲哉容疑者(49)。「まさか」「おごりがあったのか」。ファンにも衝撃が走った。
神戸市長田区の清掃業、新田真矢(しんや)さん(48)は「デビュー当時から20年以上ファンだった。それだけに、人を欺き、お金をだまし取るまで落ちぶれてしまったのかと思うとショックだ。周囲が金づるとして利用したのかもしれないが、今後、芸能界の表舞台から姿を消してしまうかもしれないと思うと、さみしい」と話した。
東京都品川区のJR品川駅で待ち合わせをしていた横浜市の女性会社員(24)は「10代のころ小室さんがプロデュースした曲が大流行して、自分もたくさん聴いた。そんな人が逮捕されるなんてショック」と驚いた様子。目黒区の男性会社員(33)は「何かしら法に触れることをやっている印象はあった。いつかこんな時が来ると思っていた」と話した。
JR大阪駅前でバスを待っていた奈良県の大学4年、西川真奈美さん(21)は「朝、ニュースを見て、『まさか』とびっくりした。ゲレンデに行けば、いまだにglobeなど小室さんの曲がよく流れているけど、本人は最近バラエティー番組にも出ていて、人生いろいろあるなと思っていた。最近は地道に頑張っていたのに。時代の流れを感じる」と言葉少なだった。
京都市中京区で通勤途中の同市伏見区、会社員、森本祥子さん(31)は「中高生のころ安室ちゃんやglobeが絶頂期で、私たちの世代といえば小室さん。自分の曲に泥を塗ってしまった。今でもよくカラオケで歌うけど、今からは歌うたびに残念な気持ちになりそう。フィーバーの後も派手な暮らしをし過ぎたのでは」と残念そうに話していた。
大阪市城東区の会社員、堀剛さん(40)は「学生時代、TM NETWORKのサウンドに新しさを感じてよく聞いていた。すごい人だとは思うが、人気なんて一時のものだから、もっと謙虚になるべきだったのに、おごりがあったのだと思う。自分の器をわきまえず、手広くやりすぎたのでは」と語った。
兵庫県加古川市の会社員の男性(35)は「90年代には毎日のようにテレビから彼がプロデュースした音楽が流れてきてたことをよく覚えている。まさに、一世を風靡(ふうび)したようだったが、それだけに生活のレベルを落とせなかったのではないだろうか。それにしても、犯罪に手を染めるまでになったのかと思うと、驚きだ」と話した。
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