竹原市は3日、市制施行50年を迎え、市民館で記念式典を開いた。市民ら約500人が出席し、郷土のさらなる発展を誓い合った。
市歌斉唱、市民憲章朗読に続いて、小坂政司市長が「市民と一体となって、豊かさを味わえるまちづくりを心新たに進めたい」とあいさつ。市の自治や社会福祉に功労のあった96の個人・団体に表彰状を贈った。
特別功労を受けた市出身の陶芸家今井政之さん(77)=京都市=が「竹原の発展に尽力したい」と決意を述べた。県無形民俗文化財「福田の獅子舞」が披露され、彩りを添えた。
【写真説明】功労者の表彰などが行われた竹原市制施行50年記念式典