岩国市錦町の道の駅「ピュアラインにしき」の正面玄関前に一対の巨大オブジェがお目見えした。直径1メートル、重さ1.5トンの御影石が水の上で回り続ける「幸玉」と直径1.5メートル、重さ750キロの輪の中で約10キロの玉が回る「幸輪」。訪れた観光客らは、珍しそうに眺めたり写真に収めたりしていた。
オブジェは、駅を運営する地元住民の会「広東協力会」が企画。周辺は会員が整備し、10月末に完成した。
2カ月に1度は駅に来るという同市車町、無職角納敏生さん(71)は「石がなぜ回るのか不思議。帰って友達に見せます」と携帯電話で撮影していた。森広会長は「開業11年目を迎え、リピーターを喜ばせる工夫を考えた」と話していた。
【写真説明】御影石のオブジェを珍しそうに眺める観光客