茨城県の山中で遺体発見　不明の少年か（中国新聞）

2008年11月03日(月) 00時13分

　茨城県鹿嶋市で二〇〇六年、当時十九歳の少年が監禁され行方不明になった事件で、県警は二日、逮捕監禁の罪で起訴された自動車登録代行業福岡博実ふくおか・ひろみ被告（29）らの供述通り、同県城里町の山中で遺体を見つけた。県警はこの少年の可能性があるとみて身元の確認を急いでいる。

　起訴状によると、福岡被告ら五人は〇六年九月、当時十八歳と十九歳だった少年二人を数日間にわたり車で連れ回し、鹿嶋市内の住宅で手足を縛り暴行を加えるなどした。

　十八歳だった少年は数日後に解放されたが、十九歳だった少年は行方不明になり、母親が鹿嶋署に捜索願を出していた。